Focus / Block (Cash App) × Mercado Pago
決済を起点に金融フルスタック化する世界各地のスーパーアプリを定点観測
Super Apps Insights は、決済を起点に金融サービスを段階的に積み上げるスーパーアプリの業界構造を、SVC(接点)+FIN(金融積層)+REG(規制基盤)の 3 層フレームで読み解く。3 地域(米国・米州/中華系/アジア系)× 出自(金融出自/IT 出自)で並べ、3 層を「全張り」している主要プレイヤー(Block/Mercado Pago/WeChat Pay/Alipay/Grab/PayPay)を中心に定点観測する。
決済を起点に金融サービスを積み上げる業界の構造を、3 軸(接点層/金融積層/規制基盤)で読み解く。主戦場は金融積層 — どこまで深く積めるかが分岐点。SVC+FIN+REG の三層を「全張り」した米中・アジアの主要プレイヤーで勢力図が立ち上がりつつある。
読み方:本図はこの SVC / FIN / REG の 3 層で各社がどこまで自社内製しているかを示す。勝ち筋は「3 層全張り」(Block/Mercado Pago/WeChat Pay/Alipay/Grab/PayPay 等)であり、垂直特化型や REG 層を失った事例は明確に区別できる。
横軸:収益(USD log)、縦軸:取引高(TPV / GMV / GPV、USD log)、円の大きさ:MAU、色:地域(米国・米州 / 中華系 / アジア系)で各社を比較可視化。
決済を起点に、どの順序で金融サービスを積み上げるか。プレーヤーごとに着手順とスピードは異なるが、最終的に向かうスタックは共通している。
公開情報をもとにした、スーパーアプリのビジネス・インサイト。
欧米系決済プレイヤー(PayPal/Stripe/Adyen)を並置し、ビジネスモデルが最も対照的な 2 社としてStripe(米国・未上場・$91.5B)とAdyen(オランダ・上場・EBITDA 約 50%)を比較。同じ約 $1.4T TPV を、SMB → エンタープライズ × 垂直 SaaS 積層 とエンタープライズ専業 × Single Platform という対極のモデルで築き上げた構造を分解する。
PayPay 株式会社(NASDAQ: PAYP)の 2026 年 3 月米国上場を、「なぜ東証ではなく NASDAQ なのか」という観点から構造的に解読する。米国 fintech のバリュエーション・ギャップ、SoftBank 議決権 90% の構造、Grab/Sea/Nubank/Mercado Libre 等の比較から、日本発スーパーアプリにとっての「上場市場の選択」を整理する。